Class of 2026 Case 3

留学形態(Sponsored or not): 私費
勤務先(Previous job): 株式会社Spir
職歴(# of years at job): 8年
職種(Function): Customer Success Manager
大学名(Graduated university): 慶應義塾大学
大学時代専攻(Major): 経済学
GPA: 3.0
IELTS : OA7.0 (R7.5 / L7.5 / S6.5 / W6.5)
EA : 165 (V9 / Q18 / IR18)
GRE : 326 (V156 / Q170)
海外経験(International experience):学部時代に1年間イギリスに留学

Why MBA?

仕事のLocationや影響範囲を海外に広げるため。日本のスタートアップにて国内事業立ち上げを行っていましたが、海外展開を検討する中でも自分がリードできず、またそもそも事業の海外展開を担える人材が少ないことにも気づき自分でチャレンジをしたいと考えました。

Why Fuqua?
1. エッセイに書いたWhy / Why Fuqua you discussed in your essays

Why Fuquaを明確に求めるEssay Questionはなかったので記載せず

2. エッセイに書かなかったWhy / Why Fuqua you didn’t discuss in your essays

自然豊かで家族・子どもと過ごすのに適切な環境、Supportiveな校風、豊富なExperiential Learningプログラム

3. 合格後に気が付いた魅力 / Anything about Fuqua you have found appealing after your enrollment

Dukeから車で30分ほどの地域であるトライアングルエリアの企業群(日本企業の進出も多くRecruitingの機会がないか探りたいと思っています)、アメリカ国内外から構成される多様なDiversity、想像以上のSupportiveな校風・クラスメート

受験プロセス / Application history

2022年7月:子育てもあり生活がなんとなく落ち着き、また今後のキャリアの行末が見えてきた感もあるなかで新卒同期(野村證券IBD)と久々に食事。多くの同期がMBAに進学していることを知り、自分でもいけるんじゃないかと思いまずは英語の勉強を始める

2022年10月:独学でIELTS7.0取得

2022年11月:Reve Consultingと契約して自己分析からスタート

2022年12月:IELTS7.5取得を目指したもののモチベーションが続かず断念。ジェイマスでGMATのQ対策からスタート

2023年1月:G-Prepスタート

2023年4月:GMAT模試で600点未満が続き、濱口塾のサブスク、Affinityなど試し始める

2023年5月:Affinityにシフト

2023年7月:GMAT模試が奮わないのでEAに一旦シフト。1回目で165獲得。エッセイカウンセラーをSamに変更

2023年8月:ウイルス感染で1週間入院。これを機にGMATは諦めエッセイ・GRE対策へ

2023年9月:Duke Fuqua Round 1に出願

2023年11月:GRE2回目で321点獲得

2023年12月:Duke Fuqua合格

2024年3月:GRE5回目で326点獲得、他出願校からの結果も鑑みてDuke Fuqua進学決定

受験対策 / Your approaches and know-hows to each application item

1. IELTS

2. GMAT, GRE, EA

ジェイマス、G-Prep、濱口塾、Affinityといろいろと試し、最終的にAffinityの講座を多く受講しました。特にGMATが大きく変わってしまったので直接的なアドバイスはしづらいのですが、Affinity内宮先生のRC講座、G-Prep中山先生の質問へのレスの早さはおすすめです。

3. エッセイ / Essay

最終的にはSamに全面的にサポートを依頼してエッセイに取り組みました。カウンセラー毎に考え方があると思うのですが、SamはBusiness Schoolが求めているProfessionalな学生としてReasonableなBackgroundを基にPost MBAのキャリアが描けているかを大切にしていると理解しており、私もそれに沿って仕上げていきました。

特にPost MBAゴールについては、当初は日本スタートアップの米国展開を検討していましたが、実際に日本スタートアップの米国展開に本腰を入れている事例は両手で数えるほどで、そこに関わることができる可能性は高くなく、また日本発スタートアップの支援によって「日本」ではなく「世界」に貢献できるストーリーを描くことができなかったため、発想を逆転し、米国発のスタートアップの日本展開を担うキャリアパスを記載しました。

Fuquaへの貢献についても、ProfessionalでReasonableな貢献ができることをアピールするため、奇を衒った記載はせず、M&A経験の共有、日本文化の共有、Partners Clubへの貢献を記載しました。

4. インタビュー / Interview

スタートアップ出身でファイナンスのキャリアを志向している、私とは逆方向ですが比較的バックグラウンドが似ているアメリカ人2年生との1時間ほどのWeb面談でした。非常にSupportive, Inclusiveでバックグラウンドが近いため私のエピソードに深く共感してもらったことを覚えています。Fuqua入学後、クラスメートと受験について話すこともありますが、他校と比べてもFuquaのインタビューの体験は全体的に秀でているように感じます。私にとってはFuquaが初めてのインタビューだったのですが、40分ほど質問を受けた後、20分も逆質問の時間があり、想像以上に長かったので用意していた質問では足りず、若干焦ったことを覚えています。

最後に / Message to applicants

円安もあり、家族帯同のみならず単身でも私費留学の金銭的なハードルが非常に大きくなっている状況ですが、それ以上に多くの機会に恵まれていることを実感しています。アメリカだけでなく南米やアフリカからもアジアをはるかに超える多くの学生が奨学金・ローンで貪欲に学びに来ています。MBAにご興味があればぜひ多くの方にコンタクトして、MBAの可能性を検討してみてください。