Class of 2028 Case 2

留学形態(Sponsored or not): 社費
勤務先(Previous job): 地方銀行
職歴(# of years at job): 3年(うち1年は業務を離れ渡米準備に専念)
職種(Function): 新規事業開発
大学名(Graduated university): 慶応義塾大学
大学時代専攻(Major): 都市経済学
GPA: 3.39/4.0 
IELTS:OA 7.5 (R 8.5/ L 7.5/ S 7.5/ W 6.5) *Dukeでは提出求められず
EA:Total 160 (IR 11/ V 11/ Q 18)
GMAT:Total 655 (Q 85/ V 81/ DI 82) *Interview後に追加提出

海外経験(International experience):高校時代にメリーランド州に1週間ホームステイ

 

Why MBA

  1. エッセイ・インタビューで伝えたWhy/ Why MBA I shared in my essays or interview

(Why MBA)

・キャリア目標である「地域と自行の持続可能性を確立する」上で、MBAで学べるM&A戦略や組織変容などの知見が活用できると考えたため

(Why America) 

・地域のビジネスをグローバル経済に包摂させるうえで、世界の最前線としてのアメリカを経験することが有意義であると考えたため

・自行拠点も複数あり、2年間で培うであろう人脈を卒業後も活用しやすいと考えたため

(Why Now)

・伝統的な銀行文化を改革していくためには、その手法を自社のカラーに染まり切る前に体得する必要があったため

2. エッセイ・インタビューで伝えていないWhy/ Why MBA I didn’t share in my essays or interview

・(もちろん上記の理由は事実だが、)直接的なきっかけは人事部門からの逆オファー、文字通り願ってもみなかった
・元々英語は得意な方であり、就職先の性質上、実務で使うことはないだろうと諦めていたものの勿体ないとは感じていたため、活用できる良い機会だと考えた
・また、ちょうど直近で「人生で実現したいことリスト」を作成していたが、そのいくつか(実用ビジネスレベルの英語習得、日本中・あるいは地球上どこにいても働き口が見つかる状態 など)がMBA留学を通じて達成できると感じ、ほぼ2つ返事で承諾

 

 

Why Fuqua

  1. エッセイ・インタビューで伝えたWhy / Why Fuqua I shared in my essays or interview
  • ソーシャルアントレプレナーシップに対する強み

自行のBizdev部門に戻る上で、地方創生とソーシャルアントレプレナーシップの親和性が非常に高いと考えていた。Fuquaはソーシャル関連の組織・教授陣を界隈黎明期から擁しており、品位を重んじ貢献を美徳とする学校理念も含めてソーシャルビジネスを学ぶのにうってつけだと感じた。

  • 校風・Team Fuquaに対する憧れ

在校生・アラムナイが朗らかながら気さくで、受験準備のサポートの手も惜しまず「Your success is my success」を体現していた。また25 Random thingsのような個人のパーソナリティに焦点を当てる入試課題や、出願時に自分の名前の正しい発音を録音させる姿勢などから、個々のメンバーを尊重し真剣に向き合うコミュニティであることを感じていた。自分がTeam Fuquaの先輩方に憧れたのと同様に自分自身も憧れられる存在になりたい、またそうした素敵なコミュニティの一員になりたいという思いからFuquaを志望した。

 

  1. エッセイ・インタビューで伝えなかったWhy / Why Fuqua I didn’t share in my essays or interview

「Team Fuqua」こそが最大の魅力だった。スクール選びの初期段階からCollaborative・Supportiveな校風であることを絶対条件としており、Coffee ChatやAdmission Eventを通じて各校の様子を観察していた。その中でFuquaは特に、

① 他校の生徒や出願カウンセラーからも認められるほどのCollaborativeな校風
② 掲げる学校理念とコミュニティの実態に乖離が少ない
③ 「誰かをサポートすることに理由を求めない」人々が集まっている

ことを強く感じた。また最終的な志望度の順位付けでは、人生の中でアメリカの田舎に住む経験は今回を逃せば2度とないだろうと考えたこともFuquaを選ぶ一因となった。

  1. 合格後に気が付いた魅力 / Anything about Fuqua you have found appealing after your enrollment
  • 集まっている人がいい(n度目)

実際に他校と比較できないため何とも言えないが、現地学生はフレンドリーながらどれだけ拙い英語でも耳を傾けてくれる傾聴力があり友達には困らない。また日本人コミュニティについても、MBA以外でもMQM、ロースクールなどの在校生やその帯同者も含めてゆるくつながりがあり、英語圏に単身で乗り込んでも一息つくことができる。

具体的な「良い人ばかり」エピソードとしては、BDWの渡米時は、初日に空港からホテルまで行くタイミングしかUberを呼ぶ必要がなかった(その時々で周りの方々が親切にも乗せてくれた)。

 

受験プロセス / Application history

2025/2 会社から海外MBA派遣の打診を受ける

2025/4 正式に派遣の辞令が出る、現業を離れAffinity英語学院にて受験勉強開始

対策開始時に受験したIELTSではOverall 6.0を取得

2025/5 IELTS7.0を取得(最終的にはこのスコアは使用せず)

並行してキャリア棚卸・学校選びを行う

2025/6 予備校での指導の下、EAの模擬演習を開始

2025/7 EA全4回受験、160点が出たため2nd Roundに加え1st Roundの出願を決意

IELTSのスコアバランスが心もとなかったためDETを受験(2度受験、120点を取得)

2025/8 GMATの模擬演習を進める傍ら、1st Round出願校のエッセイに取り掛かる

2025/9 1st RoundでDukeへの出願完了

以降は2nd Round出願準備に注力しつつ、ゆる~くInterviewの想定問答を作成する

2025/11           音沙汰がなさすぎて半ば諦めていたところにInterview招待が届く

1週間で回答を仕上げ、練習を行い11/10にInterview実施

ちなみにGMATは2回目受験で655点が出たため、それ以降はIELTSに注力

2025/12  IELTS Speaking 7.5を取得(2nd Roundでの使用を想定)

2nd Round出願校のエッセイ作りに奔走している折にDukeから合格通知をもらう、他の出願予定校と比較検討したうえで他校への出願を取りやめ、受験終了

 

 

受験対策 / Your approaches and know-hows to each application item
1. IELTS (目標:Overall 7.5 かつ各セクション7.0)
予備校(Affinity)で各セクションの基本的な解法・戦略を習得し、その後は個人で本試験同様の実践演習を中心に対策していた。

Listening・Readingはスコアが安定したため受験前に実践演習を行うのみにとどめた。回し者ではないが、Readingは授業でメソッドを体得したことで驚くほどすらすら解けるようになった。
Writingは各種サイトに掲載されている問題に取り組み、生成AIに添削してもらっていた。演習量を経て自分の中の型が出来てきたことで安定した。
特にスコアメイクに苦慮したSpeakingは①AI(英会話アプリSpeak→ChatGPT)と②オンライン英会話で対策していた。Part2については複数のトピックに流用できる回答パターンを4つほど(スポーツ、物語/本、尊敬する人、旅行先など)作っておき、適宜質問に合わせて諳んじることで対応力は上がった。結局課題の形式に慣れこそしたものの、正直最後までそこまで実力がついた気はしなかった。面接官との相性によるスコアのボラティリティが大きすぎるので、最終的には数打ちゃ当たる戦法も(もちろんバジェット次第だが)有用にも感じた。
※ DET(Duolingo English Test)については、特化した対策はせず受験

2.EA・GMAT (目標:Overall 160かつ各セクション12/Overall 635を可能な範囲でバランスよく)
予備校(Affinity)で各セクションの基本的な解法・戦略を習得し、その後は個人で公式問題集を用いた単問演習を行い、ある程度実力を養った上で模擬演習をおこなった。問題の難易度などの観点で、EA・GMATの両方を受験する場合はEAからGMATにステップアップする形で対策をすることを推奨する(が共通する問題タイプの対策は問題を兼用して全く問題ない)。

また、GMAT受験では求められなくなったSC(Sentence Collection)をEA向けに対策したが、長文読解や数学の文章題などで基礎として求められる文章構造の理解に大いに役立った。こうした汎用力強化も複数試験を対策するメリットだと考えている。

セクションごとの対策は割愛するが、特にGMATは時間配分と取り組む問題の取捨選択が肝要であるため、模擬演習を通じて練習を重ねた。

 

3.エッセイ / Essay
下準備であるキャリアの棚卸・MBAストーリー作成の段階から日本人カウンセラーを利用していたが、個別校のEssay作成のフェーズになると生成AIの添削により頼っていたように感じる。Fuquaは他校と比較しても独自性の高いEssayであるため、前述の通りアルムナイに壁打ちをお願いして完成度を高めた。カウンセラーもAIも全スクールのスペシャリストというわけではないので、在校生やアルムナイだからこそ提供できる知見があるのも事実だと感じた。特に25 Random Thingsは、ビジネス・学業に傾倒しすぎた紋切り型の文章は求められておらず、25の項目の配分・中身・言い回しすべてに自分という人間を表す必要があると指南を受けた。人によっては苦戦するようだが、個人的には物凄く楽しみながらエッセイ作成に取り組めたし、このプロセスを楽しめたことこそが個々の人間性を大切にするFuquaとのカルチャーフィットの証左だと再確認できたと感じている。

 

4.インタビュー / Interview

回答準備について、自分の場合は受験生活の中で①ストーリーの大枠構想②各校エッセイ作成③インタビュー回答準備の順で取り組んだが、②を③に昇華させることに意外と苦戦しゼロベースに近いところから再構成することになった。省みるとこれはまず①→②の落とし込みが上手くいっていなかったためと考えられ、粒度・抽象度も加味するといっそのこと①→③→②の順番で、先にインタビューで用いる比較的短い回答を準備してからEssayに着手する方が一貫性があり効率的だったのかもしれない(素人の感想なので悪しからず)。
また、これはEssayについても言えるが、アドバイスをもらう相手が増えればその分異なる意見も多くなり、どのコメントに従うべきかに頭を悩ませることもあった。どの学校でも聞かれるであろう“Introduce Yourself”であっても、プロフェッショナルの話も盛り込むべき/WTYRに取っておくべき、生い立ちや学歴などは蛇足/話さないとバックグラウンドがわからない、1分でも長い/1分半では足りない などなど人によって意見はまちまちになる。最終的には、後悔しないように「自分らしさ」を見せ、会話が盛り上がる文量の塩梅を自分で見出すのが吉という結論になると考えられる。
模擬練習はInterviewer経験者(対策校の人でなかったとしても)は多くの受験生を見ていることもあり、着眼点・アドバイスが特に的確だった印象があるため、縁があったら積極的に練習を依頼することを推奨する。
当日はオンラインでアメリカ人在校生(2年生)と実施。準備した内容については深堀されず、逆にアドリブで答えていた質問には深堀されているように感じた(単純にアドリブの話が支離滅裂で理解に困って、の質問だったかもしれないが)。入念に対策していたDQ関連も質問として聞かれることがなく、ある意味ままならないInterviewだったものの、逆質問では面接官が考え込み「いい質問だね」と褒めてくれたことが印象的だった。

 

最後に / Message to applicants
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。駄文ではありますが、少しでも皆様の気づきにつながり、MBAひいてはFuquaへの関心が高まるようであれば幸いです。
そしてMBA受験は周囲のサポートなしには乗り越えられない闘いだと思います。長丁場で孤独な戦いになるかとは思いますが、とにかく感謝の気持ちを胸に「他人から応援される人」であり続けることを忘れないでください。
もしわからないことがあれば、どうぞお気軽にご連絡ください。このプロセスを経て、皆さんが納得のいく未来を得られるよう陰ながら願っております。

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