Class of 2016 – Case1

職歴 営業
海外経験 短期海外出張のみ(中国、韓国、東南アジア)
出身学部 社会学(学部)
社費/私費 社費

Why MBA?

1.広告領域を超えたクライアントコンサルテーション実現のため

会社 では入社から一貫して営業部署に所属。日本を代表するナショナルクライアントから中規模のクライアントまで幅広く担当してきた。その間、通常の広告宣伝領 域だけでなく、企業ブランドのビジョン作りやインナー教育、実際の店舗や販売チャネルの空間作り、新業態開発と、クライアントへの貢献領域を広げる機会に 恵まれ、広告会社が持つクリエイティビティやアイデアは、単に広告だけでなく、クライアントの経営に大きなインパクトを残すことができると感じてきた。一 方で、クライアント経営陣と接するなかで、課題と戦略を共有し、即座に実行するタフネスさやスキルが自分にはまだまだ不足していると感じ、広告会社のクリ エイティビティをクライアントビジネスに連結するハードスキルとソフトスキルを向上するべく、異なるビジネスバックグラウンドや個性を持ったメンバーが一 同に集い、マーケティングをはじめ、会計、ファイナンスなど様々な視点でビジネスを学ぶ環境に魅力を感じた。

 

2.グローバルで通用するビジネスセンスとネットワーク獲得のため

東アジアやASEANな ど、グローバルにビジネスを展開する日本のクライアントの増加に伴い、自身が所属する会社でも各グローバル拠点の整備やグローバル業務の拡大が大きな課題 になってきている。近い将来、自分自身がその動きを牽引する存在になるべく、グローバルなビジネスセンスとネットワークを一気に獲得したいと思った。
   
 

3.事業計画を構築するプロセスや評価する視点の獲得のため

ク ライアントとの関係をより強力なものにするために、従来のコミッション型のビジネスモデルに加えて、広告会社のアイデア、ビジネスプロデュースに対して直 接対価を得るフィー型の報酬モデルや、クライアントと共同事業をしてリターンを得るモデルを国内外で定着させたいと考えている。そのためにアントレプレ ナーシップの授業や企業へのコンサルプロジェクトやインターンシップを通じて、事業計画を構築するプロセスや評価する視点を学びたいと思った。


Why Fuqua?

1.Fuquaのプログラム

まずGeneral Managementを体系的に学べ、Marketingに強いところに惹かれた。その上で、FCCP (Fuqua Client Consulting Practicum)やMentored Studyなど、実際に事業に触れながら自分自身のビジネス実践力を向上させる多くのHands Onの機会に恵まれていることも大きな魅力だった。受験の段階では実感はなかったものの、教授陣の定評の高さ(Business Week(2012)Intellectual Capital部門1位)にも魅力を感じた。


2.Team Fuqua

自分自身の価値観と大きく共鳴した部分。体育会系気質のためか、はたまた広告業界でTeamで一つのアイデアを作り上げることの魅力を叩き込まれてきたためか、学生間でのTeam Workを通して切磋琢磨していく学びのスタイルにはもともと魅力を感じていた。Fuquaを含む、いくつかのトップスクールが、Team Work (もしくはGroup Work) に定評があることは、事前調査でつかんでいたが、その違いについては正直よくわからず、Alumniや在校生とコンタクトを取ったうえで、自分自身とのフィット感を確かめるべく、志望校すべてにVisitを敢行した。百聞は一見にしかず、今振り返ると思い切ってVisitして本当によかったと思うが、Fuquaがズバ抜けて僕にはフィットした。多くの在校生やアドミッションの方々との会話から、学生同士で真摯にFeedbackをしあう文化に触れ、Team Workの力を本当に信じている人間が集まっているスクールであることに強い感銘を受けた。約40%というInternational Student比率は、アメリカのBusiness Schoolの中では非常に高く、ビジネスバックグラウンドだけでなく、多様な文化から育った学生がお互いを尊重し合うFuquaの風土を物語っていると思う。
   

3.学習・生活環境

温暖な気候、気持ちよい日差し、南部のフレンドリーな人々。そして緑豊かなDuke Universityの広大な敷地にある、非常に洗練された Fuquaキャンパス。家族(妻と3歳の娘)を帯同する私にとって、落ち着いて勉強に集中でき、かつ妻も子供ものびのび暮らせる環境は大きな魅力だった。また7歳から稽古している剣道を続ける環境として、剣道部が大学に存在しているのもプラス材料だった。それ以外にも、全米有数の実力と人気を誇るDukeのBasketball Teamは最高のコンテンツだと思う。学生の多くは文武両道のDuke Universityに誇りを持っているように感じるし、自分もその一員として、これからアメリカの大学スポーツのカルチャーを仲間と存分に味わおうと思う。

 

受験プロセス

業務で英語を使う機会がなく、大学以来英語に触れていなかったため、完全にさびついていた自分の英語力。2012年1月から英語の学習をスタートし、2012年の冬に留学希望を提出。いきなりTOEFL受験はハードルが高い気もしたので、数カ月、リハビリの意味でTOEIC受験(860)。2013年4月に会社からの派遣が正式決定。そこからTOEFL対策を本格化。2nd roundでの出願を念頭に、TOEFLについては9月までに目標の105+、GMATについては9月までに最低でもTop校の合格者の80%rangeの660+、11月までに目標の700+を掲げ、日々学習を継続。しかしながらスコアが思うように伸びず、結局出願時期までTOEFLおよびGMATを継続受験し、出願書類を仕上げるという三重苦に陥った。2nd roundで6校に出願後、全スクールにVisitを敢行。Fuquaに心から惚れ込む。3月初旬に2校から合格通知が届きほっとしつつ、3月13日にFuquaから合格の連絡が入る。その時点で、結果待ちであった他校について辞退の連絡をし、受験終了。

TOEFL…目標スコア(105)+に達成せず
2013年4月初回受験し撃沈しつつ、夏までに一気に予備校に通った。AGOSとWEB TOEFLでReadingとListeningの基盤を作り、Writingについてはアメリカ在住のJohnやWEB TOEFLの添削サービスを利用。SpeakingについてはE4TGを利用。夏を越えたあたりから、RLWS個別項目ではターゲットスコアR28 L27 S22 W28に到達しだすも、最後まで点数がそろわず、悶々とした日々を送る。その後も学習を継続し、Online Practiceや各種参考書などの模試を何度も本番形式で解き、WEB TOEFLでのWritingの添削を受け、そしてSkypeでのOnline Conversation Lesson (いわゆるレアジョブと同様のサービス)を使って、感覚を研ぎ澄ませて試験に臨むも、最後まで目標スコア獲得ならず。秋からの回数制限のプレッシャーに加え、GMAT、出願書類作成の三重苦のため、年末にTOEFLを受けている心理状況は非常に辛いものがあった。結局、2月まで受験をすることに。

GMAT…合格者の80%rangeである660+達成するも、700+は到達ならず
TOEFL対策を優先したため、当初の予定より1ケ月遅く2013年の9月に初回受験。予備校は、AGOSで基盤を作り、YESでSCの補強、Mathは予備校ではなく教材のマスアカで主に対策。その後は、PREP及びGMAT KINGを利用し本番形式でひたすら問題を解きながら、毎月1回の本番に臨んだ。10月の2回目で660超えを達成。次こそ700超えと意気込んだが、11月、12月とスコアが伸びず、苦渋の日々。結局、カウンセラーと相談し、4回で受験終了。5回目のカードは、受験が長期化した場合に取っておくことにした。

Application
2nd roundでFuquaを含む6校出願。Fuqua含む3校合格、1校不合格、2校辞退。

受験対策

TOEFL
(総論)
目標スコアを達成できなかった私がお話できることは少ないが、私のような純ドメの出願者にとってTOEFLは 最初に直面する大きなハードルだと思う。出願者によってスタートラインも違うし、高スコア獲得のためのアプローチに正解はないと思うが、これまで一番英語 を勉強したのが受験勉強というような典型的な純ドメの方もいらっしゃると思うので、そんな方々にアドバイスできるとすればという設定で、以下まとめたいと 思う。
純ドメの方こそ、まずは試験を1回受けて現実を知るべきだ。もしそれまでの資産でReading力にそこそこの手応えを感じたのであれば、次は全体のスコア浮上の鍵を握るListening力を上げるために全精力を注ぐことが大事なのではないかと思う。逆をいうと、試験の性質上、Listening力を上げない限り、WritingやSpeakingのスコア向上は望めないのが、TOEFLだ。
ReadingとListeningの基盤ができてきたら、ゴールは近いはず。Writingは各種添削サービスを活用し、SpeakingはE4TGなどの予備校に通って、それぞれ型(テンプレート)を体得するのがよいと思う。同時に、自分のネタを貯めていき、本番でどんな出題があっても柔軟に対応できる応用力も磨いていくこと。あとは、本番と同じ緊張感を持って、Online Practiceを通して実践力を高めていくこと。また、試験会場によって環境が大きく異なるので、自分のお気に入りの試験会場を前もって押さえておくことも、スコアメイク終盤には非常に大切になってくる。   

(各論:Reading)

  • ま ず単語力が必要だと思う。単語力については、私の場合は、『TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)』と『TOEFLテスト基本ボキャブラリー2000語』、『TOEFLテスト続基本ボキャブラリー2000語』を使った。 『3800』については、時間があればLevel4まで完璧にすればよいと思うが、限られた時間の中でのスコアメイクという観点では、個人的には Level3でも十分対応できると考える。『2000』はTOEFLで出題されるようなパッセージがテーマ別に書かれているため、単語力強化のみならず、 速読力強化にも活用でき、また付属のCDで反復学習することでListening対策もできた。
  • 画面での本番形式になれること。 Online Practiceが非常に有効だと思う。自分なりの解答パターンの確立や設問タイプごとに弱点パターンも分析ができ、またパッセージ内容の得意不得意も認 識できた。私のたどり着いた解答パターンは、単語問題を一気に最初解いて、最終のSummary問題にあるIntroductory Sentenceでパッセージの大テーマを掴んだうえで、また最初に戻り問題を解くというものだ。パッセージによっては難解なものもあり、あらかじめ文章 の大意を知っていたほうが不用意に時間を使いすぎずに進められるということに気づいてからこの方法を取った。また弱点パターンでいくと、個人的には Insert問題を落とす傾向があった。自分がなぜ間違えたか、正解を導くロジックは何かなど、間違えた問題から自分の弱点や癖を分析した。また時間配分 の視点からすると、最後のSummary問題であまりに吟味しすぎないことも大事だと思う。私の場合、使った時間に正解率が比例しないこともよくあり、す べて部分点でも他設問を取れば十分目標スコアに行くと割り切っていた。結果、夏以降は27以上で安定した。

(各論:Listening)

  • 最 後まで苦しんだ部分。まずは、AGOSの教材からConversationとLectureの合わせて35パッセージを何度も反復して聞き、シャドーイン グのトレーニングをした。ほぼ完ぺきにdictationできるレベルまで持っていったが、これだけでは不十分であることが判明。同じパッセージの反復を 繰り返すことで本番でも徐々に聞けるようになるだろうと考えていたのだが、本番での手応えは大きく変わらず、自分の学習方法を見直すことに。今振り返る と、同じパッセージを繰り返し聞くことは基礎作りにはなったが、本番で全く聞いたことのない新しいパッセージを聞くのとは、自分への負荷が大きく違ってい た。その後は、『BARRON’S TOEFL IBT』や『受験英語からのTOEFL Test IBTリスニング(Z会)』や『TOEFLテスト完全攻略リスニング(アルク)』など新教材を使って、メモ取りパターンや自分のListening中の集 中方法などを掴もうと日々学習を続けた。また多聴を目的に、毎日『Wall Street Journal this morning』を聴き続けた。結果、28までスコアが伸びたが、終盤になっても回によってスコアは安定せず、最後まで目標スコア達成ができないボトル ネックとなった。例えが適切ではないかもしれないが、自転車も鉄棒での逆上がりも上達に個人差があるのと同じように、Listeningの上達にも個人差 があると思う。自分の方法に固執せずにいろんな方の意見を聞きながら粘り強く対策を続けることがよいように思う。

(各論:Speaking)

  • E4TG に通ってメソッドを吸収してからは、だいたい20、22、23点で落ち着くようになった。苦手であったBiology関連のLectureが出た時を想定 して、言い回しなどをあらかじめ研究したが、Speakingも突き詰めればListeningにボトルネックがあったので、Speaking 対策として、継続的に何か学習をするというよりも、本番前1週間に本番形式で感覚を研ぎ澄ますことに集中した。

(各論:Writing)

  • [Independent]:John の添削にて基本的なテンプレートを学んだ。最初は内容を吟味するあまり時間をかけがちであったが、問われているのは内容ではなくロジックと認識を改めてか らは、Time Managementが一気にしやすくなった。また時間を省けるように、Bodyの3パラグラフの冒頭と最後のSentenceのパラフレーズパターンを 自分で研究した。具体的なBodyネタについては、自分の経験を書くように努め、添削や演習を重ねるうちに自分のネタがだんだん定まってきた。Johnの テンプレートをそのまま使うことに関しては賛否があると聞いていたが、自分自身はそのまま使っていた。書けば書くほど、慣れていき唯一対策がし易かった項 目。しばらくすると、ほぼ満点が出るようになった。
     
  • [Integrated]: WEB TOEFLの添削サービスを誰よりもこなしたと思うが、添削サービスでのスコアと本番スコアとのギャップを埋められずに最後まで計算できずに苦しんだ。当 初はAGOSの上級者向けのテンプレートを使っていたが、途中からWEB TOEFLのものに切り替えた。ただし、テンプレートは大きな問題ではなく、論点を明確にしたうえでそれぞれの主張する理由を過不足なく書くことが大事な のだと思う。添削サービスだけだとネイティブの先生から添削が都度返ってくるだけなので、このセクションで伸び悩んでいる場合は、自分の癖を分析し、弱点 を修正してくれるような先生を探すのも近道だと思う。

GMAT
(総論) 

  • GMAT は受験を重ねていって最後に高得点が出るとは限らない、非常に計算しにくい試験であるので、受験1回目に最高スコアが出る場合も十分ある。そのため1回目 からQuantitativeで50+点取れるようにしておくのが望ましいと思う。(結局、自分は4回受験したものの、出願スコアは2回目のスコアで、 Quantitativeは49だった。) 
  • TOEFLが終わった後にGMATと順番に対策を取っていく方も多いと思うが、 Readingの基礎力がある方はTOEFLと同時並行で(少なくとも8月には一度受験できるペースで)GMATの準備を進めてもよいのではないかと個人 的には思う。なぜならTOEFLでListeningがネックであっても、GMATではListeningは全く必要がなく、GMATのRC対策で Reading力が強化され、TOEFLのReadingによい効果を与えることも多いからだ。
  • 問題の時間配分を気にするあまり、目の 前の問題をおろそかにしてはならない。GMAT KINGを反復し、Prepを何度も解いてくると、感覚として自分の時間配分と得点のイメージができてくるが、あまりそれを鵜呑みして本番に臨まないほう がよいように思う。もちろん、一問に固執しすぎるのはよくないが、4回の受験を経て、目の前の問題一題一題に全力を尽くすことが大事だと感じる。

(各論:SC)

  • AGOS の中山先生からメソッドを体系的に学び、YESの吉井先生のクラスで細かい文法や語法をつぶしていった。その後はGMAT KINGで『Official Guide 12th』『Official Guide 13th』の問題演習を繰り返し、不正解した問題のみならず、正解した問題についても正解に至った理由を合っていたかどうか常に確かめながら学習を進め た。

(各論:CR)

  • AGOSの中山先生から問題のType別の特徴とロジックを学ぶ。最初は問題を広げてやるよりも、AGOSの通信教材を何度も聴いて、中山先生の思考をたどることで、問題Typeのロジックがすんなり自分の頭でシミュレーションできる段階まで持っていった。
  • その後はSC同様にGMAT KINGで『Official Guide 12th』『Official Guide 13th』の問題演習を繰り返し、不正解した問題のみならず、正解した問題についてもその理由があっていたかどうか常に確かめながら学習を進めた。

(各論:RC)

  • パッセージが難解なことも多く、メモを取りながら読む訓練を積んだ。また反射的再読をせずに一読して大意を掴むように心がけ学習をした。
  • 出題される話のテーマが偏っていたので、AGOSの中山先生のアドバイス通り、アメリカの歴史、天文学、生物など、出てきたテーマでわからない用語や背景知識については、ネットで検索してクリッピングしていった。
  • RCはどれか1パッセージはダミーとよく言われるが、個人的には捨てるような方法を取らずに、時間で切ったうえで全てのパッセージに全精力で取りかかる方法をとった。

(各論:IR)

  • ほとんど対策せず。AGOSの通信講座のみ受講。問題typeによって難易度が違うので、簡単な問題での取りこぼしを避けた。4点~5点で推移。

(各論:Q)

  • Verbal のスコアメイクに比べ、Quantitativeは多くの人にとってスコアの計算がたち易いセクションだと思う。だからこそ演習を積んで、早々に必ず 50+点を取れるレベルまで引き上げたほうが得策だと思う。49と50、51では最終スコアは大きく変わってくる。
  • 対策としては、AGOSとマスアカでベースを作り、『Official Guide 13th』やPrepで演習を繰り返した。何より問題をきちんと把握すること、そして自分のひっかかる問題の傾向を把握することに力を注いだ。
  • 独学できる方も多くいると思うが、自信がない場合は、効率的に高得点を狙うポイントを学ぶために、どこか塾や講座を探してもよいかもしれない。ただし、単純に演習の答え合わせをするような講義は時間がかかるだけなので注意が必要かと思う。

(各論:AWA)

  • ほとんど対策せず。AGOSの通信講座のみ受講。4.0~5.0で推移。もっと対策をする必要もあったと思うが、限られた時間の中で優先順位を落とした。

エッセイ 
(総論) 

  • 自 分を表現する場としてポジティブに捉え、納得が行くまで何度も書いた。書くことで自分の考えが整理されていった。これまでの自分のキャリアや人生を振り返 り、MBAを志すに至った自分だけの動機をきちんと言語化しておくことは、どのエッセイを書くにあたっても有効だと思う。
  • 自分の資質を 問われるようなお題(リーダーシップ、チームワーク、逆境など)については、できるだけ具体的な行動を描くことで、背景知識のない読者が呼んでも一読して わかるように意識した。またそれらの経験を通じて自分が何を学び取ったかは、まさに自分の視座や考え方がフォーカスされる部分なので、自分らしくかつ明確 に書けているか最後まで吟味した。
  • 自分の動機を言語化さえできれば、在校生や卒業生にコンタクトを取れるので、積極的にネットワーキン グをしていきたいところ。自分の場合はスコアメイクに追われ、その結果、コンタクトを取るのが遅くなってしまったが、7月頃から学校説明会が立て続けに開 催されるので、可能であればそれら説明会には積極的に参加して各校の雰囲気をつかむとともに、エッセイ取り組み時に個別にコンタクトできるように関係を築 いておくとよいと思う。
  • エッセイを具体的にしていくにあたっては、Visitはかなわなくとも、個別のインタビューはぜひするべきだと 思う。私も、多くの在校生や卒業生からお時間を頂き、Skypeを通して、また直接お会いしてお話を伺った。多くの方が快諾くださり親身にお話してくだ さったことは今でも感謝しているし、僕もささやかながらこれから彼らから頂いた親切をこれから未来の受験生に還元したいと思う。
  • エッセ イカウンセラーはE4TGで出会ったJohnにお願いした。年末年始の佳境でもスピーディーにかつ端的にコーチングをしてくれた。スムーズで心地が良く相 性が合った。彼しかカウンセラーを知らないので絶対評価にはなるが、クライアントのよさを引き出すプロフェッショナルなカウンセラーであったと思う。

(Fuquaエッセイ課題)

  • Fuqua のエッセイには最も時間をかけたし、最後、一番納得したものが書けたと思う。Fuquaのエッセイは、エッセイから出願者の人間性を把握しようという大学 側の強い意思が伝わってきて、個人的に非常にやりがいを感じた。またFuquaのエッセイは、志望度が高い人には非常に書きやすいように設計されているの も特徴だと思う。
  • “Why Fuqua”
    • 自分からFuquaへのラブレターだと思い、どうしたらFuquaのアドミッ ションに思いが伝わるかを念頭に書いた。象的で月並みな表現はアドミッションをしらけさせると思い、自分が感じるFuquaの魅力をポストイットで壁に貼 り出し、自分の伝えたいポイントが伝わるように、具体的かつ自分らしいネタを掛け合わそうと心がけた。ここで卒業生や在校生に直接お伺いした話が非常に役 立った。Visitを経てエッセイを書くのが理想だとは思うが(受験の有利不利という意味ではなく、直接大量の情報を浴びられるという意味で)、それがか なわない場合は、ぜひ卒業生や在校生に直接コンタクトを取って聞いた話を盛り込むといいと思う。デスクリサーチや説明会の話は一般的すぎて、話を具体的か つ自分らしくするには限界があると思う。
    • なお、2014-15年度のエッセイ課題は一部変更になっていますのでご注意ください

  • “25 Random thing”
    • 職 業が広告マンということもあり楽しみながら書き上げた。書き出したエピソードが自分のどういう特徴を伝えるかを意識して、採用するエピソードを選んでいっ た。読んだ人が25個のRandom thingsを読んだだけで自分自身の輪郭が想像できるよう、Colorfulに多面的に描かれているかどうか、最後まで内容を吟味した。

面接

  • 6校のエッセイを納得した形で書き上げた段階で、自分の中で伝えたいことはある程度凝縮されていたので、それをいかにインタビュー向けに話し言葉にカスタマイズするかを心がけた。
  • AGOS やJohnとの模擬インタビューを利用して聞かれそうな基本的質問をおさらいした上で、実際にインタビューを想定してメモを作った。多くのnativeの カウンセラーからは、メモを作るとそれに引きずられ棒読みになったり、質問に対して柔軟に対応できなくなったりするからやめたほうがよいと指摘を受けた が、模擬インタビューを何度もこなしながら、その自分のメモを上書きしていった。そうすることで、一人でもインタビューのシミュレーションができたし、イ ンタビュー経験を目に見える形で積み上げていくことができた。
  • 練習を重ねることで自然な形でインタビューができるようになった。インタ ビューといっても大半の質問は想定できるので、Speakingが苦手な純ドメの方でも事前の準備と練習次第でうまく自分をアピールするのは可能である。 インタビューにおいて最も大事なのは、発音や流暢さではなく、質問に対する明確な答えと相手と向き合ってコミュニケーションを取ろうとする姿勢だと思う。

最後に

  1. MBA 受験は大学と学生のマッチングの場だと思う。スコアも重要な要素だが、スコアも含めて「自分の魅力をいかに最大限伝え抜くか」と捉えることが、精神衛生上 よいかと思う。受験生活をはじめると周囲の声が気になったりもするが、バックグラウンドも日々の生活のリズムも違うので進捗が違うのは当たり前で、自分自 身が留学を思い立ったときの気持ちを大事に、最後まで諦めずに自分を信じて継続した人間が、最後に納得した結果を得られると思う。
  2. 私の 場合は、受験終盤のVisitが大きな転機だった。スコアで十分なアピールができないとわかっていたので、自分をアピールする機会と位置づけて、出願後に 出願した全ての大学を回った。インタビューについてもSkypeと面接と両方選べる大学もあったが、少しでも自分の熱意を伝えたいと思い、全て直接インタ ビューを選んだ。最終的な合否には「判断」があり、そこには必ず人が介在しているので、スコアが十分な方もそうでない方も、それらの人達にどう影響を与え られるかを想像し、行動するとよいと思う。
  3. MBA受験は、先生や友人など多くの出会いがある。もしかしたら将来のクラスメートが隣に 座っているかもしれない。そう考えると、MBA受験はMBA生活がすでに始まっているとも言える。世界中のトップスクールで日本人の数が減っている今、同 じ志を持つ仲間として、出会いを前向きに楽しんだらいいと思う。僕も受験期間中に大事な友人が何人かできた。無理をして広範囲に交流を持つ必要はないが、 自分のペースで楽しみも見つけながら頑張って下さい。
以上